少年モーツァルトの旅/石井宏

久々に店内の本を一冊手に取ってみました。2017年のカレンダーを当店で製作し、テーマがモーツァルトで表紙のモーツァルト一家の演奏風景の絵を採用したこともあって、瞬間的に読んでみたいと思ったのです。 この石井宏氏は音楽評論家としてかなり長いことご活躍で、1930年生まれにして現在もご存命とのことですが、お持ちの情報と語彙の豊富さには驚くばかりで、時に唸りたくなり、時には笑ってしまう書き出し方が非常に面白い文筆家です。以前紹介したジャズ楽曲の解説のときもそうですが、インターネットがない時代に足を運んで集めた情報は厚みがあるというか、重みがあるというか、とても説得力のある話題を提供してくれるように思います。 本書は、モーツァルトが少年時代の演奏旅行生活の中でどんな体験をしてどのようにモーツァルトという人物を形成していったのかを物語調につづっています。特にプロローグの話の運び方がとても上手で、吸い込まれるように読んでいきました。そして、全部は読んでいないのであくまで冒頭部分の感想ですが、モーツァルトが旅を通じで得ていったもの、父のレオポルトの行動や彼の心情などを読んでいくうちに、親が子に与えられるものは何なのか、持って生まれた才能をどう開花させていくのかを考えさせられる内容であり、現代のビジネスにも通ずるものがあるのでは、とも感じました。石井氏の軽妙な語り口と、モーツァルトという偉人に起こった出来事を楽しく読んでいける本だと思います。 少年モーツァルトの旅/石井宏はこちらのページでご覧いただけます。
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さらにオーナメントを採用

配色を考えていたら、どうしてもバナーの原色カラーが納得いかなくて、いろいろ考えた挙句オーナメントを採用することに。ありがたいことに素敵な素材が見つかったので即決採用!こんな感じのデザインになりました。クラシックな感じが出ているでしょうか。 デザイン一つでいちいちブログを更新してすみません・・・。うれしくて・・・。 もっと本の話題も掲載していきたいと思います。頑張ります!
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商品陳列、フェイシング

トップページのデザインを変更しました。 各カテゴリーの商品をピックアップして4つずつ表示するようにしています。PC版ではそれぞれ縦に表示して、一斉に見えるようにしています。また、スマートフォン版では順番に表示するようになっています。 ウェブサイトの技術的な更新ですが、お店としては商品陳列棚の並べ替えのようなもの。どの商品も均等に見てもらえる機会を作るためにいろいろアイディアを出しながらこういう方法に行きつきました。どのカテゴリーの品物を様々な商品があるので、たくさん見ていただけたらありがたいです。
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古楽譜入荷

古楽譜を数点入荷しました。 1873年出版、ワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガー 1913年出版、フランツ・リスト ハンガリー狂詩曲第2番 1930年出版、ドビュッシー作品集 1943年出版、イヴォンヌ・ブランクによるジャズトランスクリプション(採譜) 1946年出版、カウント・ベイシーのブギウギ、ブルース、ジャズ(フランス版) 1875年出版、ショパンのマズルカ作品56第2番 1907年出版、プッチーニの蝶々夫人 実用性・・・もちろん使用には問題ありませんが、アンティークなので骨董品のような色合いが強く、飾っても絵になる表紙の者を集めてみました。もしくはこの当時の楽譜を見ながら演奏してみて、当時の音楽に思いをはせるのもいいですね。 どうぞご覧ください。
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当サイトの機能改善を行いました

販売サイトを運営するにあたって、操作性は一つの大切なお客様サービス。商品の陳列、情報表示など、より見やすく扱いやすいサイトを目指しています。まだまだ既存の大型ECサイトに追いつけるものでははありませんが、皆様の役に立てればと思います。 主な改善事項 カテゴリー、タグ、検索において、並び替えオプションを追加しました。 商品詳細ページの情報の並び替えを行いました。 その他にも細かい改善点がありますが、ここでは省略します。これからももっと向上させていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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70品目ほど登録しました。

雑誌、楽譜を中心に約70品目をアップしました。エチュード・ミュージック・マガジン、ダウンビートマガジンなど、アメリカの雑誌を中心に、また、日本の古い楽譜も多数登録しました。どうぞご覧になってください。
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ジャズが世間で問題視されていた頃

エチュード・ミュージック・マガジンという、アメリカの演奏愛好家たち向けに19世紀後半から20世紀半ばごろまで出版されていた雑誌があります。音楽にまつわる時事ネタから、指導者向けの記事、生徒たちに向けた記事や、当時の流行歌やクラシックの楽譜などが収録されていて、現代のムジカノーヴァなどと比較的似ている雑誌です。このエチュード・ミュージック・マガジンについては改めてご紹介する機会を設けますが、今日はその中でも珍しい一冊をご紹介します。1924年8月号です。 1924年というと、ジャズの父、ルイ・アームストロングがメジャーデビューした翌年であり、アメリカではジャズが世に広く認知され場合によっては社会現象ほどのセンセーションを巻き起こしていた可能性もあった頃です。そんなときに発刊された当誌は、いったいジャズの何が問題なのかを著名人が集まって寄稿しているものなのです。アフリカ系アメリカ人の特殊なリズムであるとか、人種的なものであるとか、いろいろ言われているわけですが、今日アメリカを代表する民族音楽ほどの地位を得て芸術とも称されるジャズが、出現当初はここまでの扱いを受けていたことを知ることのできるまったくもって面白い資料です。 過去にブログ記事でも取り上げたことのある「ナチスがジャズミュージシャンに課した10の「変な」制限」にもみられるように、それまでのクラシック音楽を中心とした音楽が当たり前だった当時の人にとっては相当違和感のある音楽だったのでしょう。 こうやって音楽の歴史をさかのぼっていくと、後に多くの人に認められる音楽というのは、初めて世に出た時には拒否反応を示す人がたくさんいて、そういう人たちの批判にさらされながらも一部の熱狂的なファンの後押しを受けながらじわりじわりと浸透していくことが多いようです。プレスリーだってそうでしたでしょうし、クラシック音楽の歴史上にも、きっとそういった異端児はいたのでしょう。具体例が見つかったときはご紹介したいと思います。 そんなエチュード・ミュージック・マガジンの1924年8月号は、この雑誌の中でもかなりレアな一冊なので値が張りますが、当時を知る手掛かりとしては十分に読み応えがあること間違いなしです。もしくはお部屋の飾りにでも。 この他にも現在数点サイト上で公開されています。その他にも結構在庫を持っていますので、少しずつアップしていきたいと思います。お楽しみに。
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機能不具合のお詫び

南国ピアノ芸術ブックストアへのアクセスをいただきありがとうございます。 昨日、お問い合わせページにて最終的な送信ができない不具合を発見し、修正しました。送信ボタンが付いていないという、とてもお粗末なミスで恥ずかしい限りです。 現在はテストを重ね、正常に動作することを確認しています。 ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。 今後とも、南国ピアノ芸術ブックストアをよろしくお願いいたします。
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ダリウス・ミヨーとフランス音楽

個人的趣味ゆえか、フランスの話題に傾倒しがちですが、おつきあいくださいませ。 以前ピアノ修理工房にて開催したライブで演奏を聴いたときから気になる作曲家のひとりとして覚えていたフランスのミヨー。当店にも彼の自叙伝があったので、手に取って少し読んでみました。19世紀末に生を受け、1974年に没するまでの80年を超える人生のほとんどを創作活動に費やした作曲家でした。複調性とかフランス6人組とか、難しいことはさて置いといて、フランス人の奏でる自由な音楽の美しさには、フランスの文化そのものがつまっているんだろうなあ、という印象を受けました。夏休みが世界一長いという国民性なのでしょうか。不思議ですね。そして、感動的。 ミヨー、フォーレ、ドビュッシーなどなど、フランスの作曲家たちの作品を聴きながら作業をしました。 ミヨーの自叙伝はこちらです。
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フランスの女流ジャズピアニスト、イヴォンヌ・ブランク

Yvonne Blanc1946年に発表されたこの楽譜は、フランスの女流ピアニスト、イヴォンヌ・ブランクが演奏した作品を採譜したものです。1907年生まれの1997年没とのことですが、日本では彼女に関する情報がほとんどない状態です。一応多少の音源の存在を確認したので、聴いてみると演奏のスタイルとしてはアール・ハインズに近いものを感じました。実際に歳も一つ違いのようですし。調べてみると、マリアン・マクパートランドやエロール・ガーナーとかなんてもっと年下なんですね。 そんなブランク女史の演奏が採譜されて残っているのがこの楽譜なのです。和音はジャズ特有の複雑さがあるものの、リズムもシンプルで弾きやすそうです。「Don't get around much anymore」などの有名なスタンダードも盛り込まれているし、楽しめる楽譜であること間違いなしです。そして、このヴィンテージ感がよいです。 Bela Bartokそしてこちらはハンガリーの作曲家、ベーラ・バルトークの「子供のために第二巻」で、1915年ごろのものです。ウィキペディアによると「民謡の影響が濃厚な子供の教育用教本。死の1945年まで何度も改訂している。」とのことですので、最新版とどのようjに違いのある演奏になるのでしょうか。気になるところです。 それぞれ画像をクリックすると商品紹介ページへジャンプします。 このようなヴィンテージ物の輸入楽譜をこれからも取り寄せてご紹介していきたいと思います。 お楽しみに。
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